探偵の心得
探偵に必要な心得とはどんなものでしょうか。
探偵業を行うには開業に関する届出が必要ですが、探偵社などへの就業の場合は必要ありませんし、探偵という職業そのものについては国家資格など公的に許可が必要な業種ではありません。
探偵業を行う上でまず一番最初にあげられることは、守秘義務です。
依頼主以外には、調査によって得た情報については一切口外してはいけないのです。
これは個人情報に多く触れる職業柄、モラルとしても必要なことといえます。
情報によっては個人情報保護法に触れるれっきとした犯罪になりますし、また、「情報をほかに漏らす探偵」というレッテルが貼られてしまっては探偵業としては致命的です。
そして、もうひとつ必要な心得としては感情的にならないこと。
探偵業はターゲットの情報を調べて依頼主に報告するということが業務の主になります。
得た情報によって類推を加えたり、その情報そのものを解析する必要が生じる場合があるかもしれません。
しかしその情報が探偵によって主観的に脚色されてはならないのです。
依頼主にもたらす情報はあくまで客観的な事実であって、探偵本人の主観は必要ありません。
調査対象に対しても、依頼主に対しても特別に感情移入することなく淡々と情報を集める必要があるのです。
探偵業を志す場合には、こういった個人情報を扱う業種として、冷静に対処できる心の太さと、臨機応変に対処できる柔軟性とが心得として必要なのかもしれません。